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バージョン: v7

プラグイン API の使用

画面の向きを変える機能を実装する前に、プラグインの API を実行するユーザーインターフェイスを構築することは理にかなっています。基本的には、プラットフォーム間の機能パリティを迅速にテストするためのテストハーネスを構築したいと考えます。

このチュートリアルの焦点は、Capacitor プラグインの構築方法であり、Ionic Framework アプリケーションの構築方法ではないので、必要なファイルの完成版を取得し、その内容をプロジェクトにコピー&ペーストするだけです。

コピーした後、ionic serveコマンドを使用して Capacitor アプリを提供します。ブラウザのデベロッパーツールを開くと、次のようなエラーが表示されるはずです。

Uncaught (in promise) ScreenOrientation does not have web implementation.

そのエラーはチェックアウトされます。私たちはまだどのプラットフォームにもコードを実装していないのです。ブラウザを開いたままにしておいてください。まずはウェブプラットフォームを実装します。その前に、Home.tsxから関連するコードを確認しましょう。

プラグインはどのように使われているのですか?

画面の向きを追跡する:

const [orientation, setOrientation] = useState<string>('');

状態変数 orientation は、画面の向きの値を保持するために使用されます。これは setOrientation を呼び出すことで更新することができます。コードの実行を開始した時点では現在のスクリーンの向きがわからないので、デフォルトでは空の文字列が格納されます。文字列型を使用することで、UI に表示するデザインを簡単に伝えることができます。

イベントリスナーは screenOrientationChange が発生したときに orientation を更新するように設定されています。

ScreenOrientation.addListener('screenOrientationChange', res =>
setOrientation(res.type),
);

現在の画面の向きは UI のロード時に取得され、作成されたリスナー(上記のようなもの)は UI が DOM から削除されたときに削除されます。

useEffect(() => {
ScreenOrientation.orientation().then(res => setOrientation(res.type));

return () => {
ScreenOrientation.removeAllListeners();
};
}, []);

useEffectと return 関数は React 特有の構文ルールなので深読みはしないでください。

正しいデザインを表示する:

OrientationType には、縦向きの場合、 portrait-primaryportrait-secondary の 2 つの値があります。横向きの場合も同様です。私たちの UI は、それらの違いを気にせず、横向きか縦向きかだけを気にしています。

{
orientation.includes('portrait') &&
{
/* Provide a button that will rotate and lock the screen orientation to landscape mode. */
};
}
{
orientation.includes('landscape') &&
{
/* Let the user "sign" and unlock screen orientation through a confirmation button. */
};
}

画面の向きのロックとロック解除:

ポートレートデザインには、画面の向きを変更し、押すとロックされるボタンが含まれています。

onClick={() => ScreenOrientation.lock({ orientation: "landscape-primary" })}

逆に、横向きのデザインには、押すと画面の向きが解除されるボタンがあります。

onClick={() => ScreenOrientation.unlock()}

Home.tsxHome.css にある残りのコードは、純粋に外観上のもので、掘り下げる必要はありません。npm run build` を実行し、iOS や Android でアプリを実行したときに新しい UI が使用されるようにします。

これで、プラグインの API を実行するユーザーインターフェースができました。次のステップでは、まず Web をターゲットにします。Web の実装です。