Web プロジェクトでの Capacitor の使用
Capacitor は、従来の Web と Progressive Web Apps を完全にサポートしています。実際、Capacitor を使用すると、最小限の作業で iOS や Android のアプリストアアプリの PWA バージョンを簡単に出荷することができます。
ブラウザサポート
Capacitor のコアとプラグインは ES2017 に対応しています。この新しい JavaScript 構文は、すべてのモダンブラウザ(iOS や Android の PWA を動かすものを含む)でサポートされていますが、IE11 では Babel などで追加の JavaScript 変換をしないと動作しませ ん。
Web サポート付きのプラグインは、機能検出を行い、ブラウザが特定の Web API をサポートしていない場合は例外を throw します。
インストール
すでに Capacitor for iOS または Android で構築している場合は、追加のインストール手順はありません。
そうでない場合は、 Installation ガイドを参照してください。
Capacitor のモジュール化
多くのアプリは、JavaScript モジュールのインポートに対応したビルドシステムを持つフレームワークを使用しています。このような場合、@capacitor/core
からインポートするか、プラグインをインポートすることで、Capacitor の JavaScript ランタイムがアプリに読み込まれます。
スクリプトを include して Capacitor を利用する
ビルドシステムやバンドルラ/モジュールローダーを使用していない Web アプリで Capacitor ランタイムを使用するに は、以下のようにします。
- Capacitor の設定ファイル(/main/reference/config.md) で、
bundledWebRuntime
をtrue
に設定する。
"bundledWebRuntime": true
- Capacitor のランタイムバンドル(
capacitor.js
)を Web assets ディレクトリにコピーする。
npx cap sync web
- index.html "に "capacitor.js "を他の JavaScript よりも先にインポートする。
<script src="capacitor.js"></script>
<script src="your/app.js"></script>
Going Live
Progressive Web App を公開する準備ができたら、Web アセットディレクトリの内容をアップロードしま す。
これでアプリの実行に必要なものがすべて揃いました!