画面の向き
Capacitor アプリでの画面の向きの設定
すべてのアプリケーションは、デバイスの縦向きと横向きでうまく動作します。しかし、多くのアプリはそうではありません。また、アプリがどちらかのモードでのみ、あるいは時折、機能することを必要とする正当な理由もあります。
グローバルな向きの設定
Capacitor アプリの向きをグローバルに設定するには、対象とするプラットフォームに必要な設定値を設定します。
iOS の設定
iOS では、iPhone や iPad でサポートされる画面の向きが異なります。iOS で使用できる画面の向きを制限するには、Xcode を起動して、Info.plist
ファイルを開きます。以下のキーを見つけてください。 Supported interface orientation
と Supported interface orientation (iPad)
です。これらの値を使って、iPhone と iPad でサポートしたい異なる向きを指定します。
Info.plist
ファイルを直接編集する場合は、以下のキーを探します。 UISupportedInterfaceOrientations
と UISupportedInterfaceOrientations~ipad
です。例えば、以下の設定では、iPhone では右向きの "Portrait" 、iPad では "Landscape" のいずれかの向きに制限されます。
<key>UISupportedInterfaceOrientations</key>
<array>
<string>UIInterfaceOrientationPortrait</string>
</array>
<key>UISupportedInterfaceOrientations~ipad</key>
<array>
<string>UIInterfaceOrientationLandscapeRight</string>
<string>UIInterfaceOrientationLandscapeLeft</string>
</array>
Android の設定
Android では、 AndroidManifest.xml
を修正して、メインアプリのアクティビティの <activity>
エントリに android:screenOrientation
を設定することで、向きを設定することができます。設定可能なエントリの詳細については、Android Manifest Documentation を参照してください。