IonicフレームワークでCapacitorを使用する
Capacitorは、Ionic CLIを使用して、新規または既存のIonicアプリに直接すばやくインストールできます。
新しいIonicプロジェクトにCapacitorをインストールする
新しいIonicプロジェクトでは、Capacitorはすでにデフォルトで新しいIonicアプリにインストールされています! 新しいプロジェクトを立ち上げるだけです。新しいIonicプロジェクトを作成するには、以下のコマンドを実行します。
ionic start
CapacitorベースのIonicアプリを初めて構築するためのチュートリアルが必要な場合は、Ionic Frameworkチームによる このチュートリアル をチェックしてください。
既存のIonicプロジェクトへのCapacitorのインストール
Capacitorが有効になっていない既存のIonicプロジェクトがある場合、以下のコマンドを実行することでCapacitorを有効にすることができます。
ionic integrations enable capacitor
Capacitorプラグインの依存関係のインストール
Ionic Frameworkは、以下のCapacitorプラグインのAPIを利用します。
最高のユーザーエクスペリエンスを得るために、アプリにインポートしない場合でも、これらのプラグインがインストールされていることを確認する必要があります。これらのプラグインをインストールするには、プロジェクトのルートで以下のコマンドを実行してください。
npm i @capacitor/app @capacitor/haptics @capacitor/keyboard @capacitor/status-bar
プラットフォームの追加
Capacitorのインストールとプラグインのインストールが完了したら、アプリにモバイルプラットフォームを追加します。
ionic capacitor add android
ionic capacitor add ios
これで、プロジェクトのルートにネイティブプラットフォーム用の新しいディレクトリが作成されます。このディレクトリはネイティブプロジェクトであり、ソースアーティファクトとみなされるべきものです。 ネイティブプロジェクトマネジメント について詳しくはこちら。
info
IonicアプリでCordovaを使用している場合、CordovaからCapacitorへの移行の方法についてもご案内しています。
Ionic CLI Capacitor Commands
Ionic CLIには、Capacitor CLIをラップして便利に使える様々なハイレベルコマンドがあります。以下のそれぞれのドキュメントを参照してください。また、各コマンドの後に--help
フラグを使用することで、ヘルプ出力も可能です。
Ionic CLIの詳細、およびCapacitorとの併用方法については、ドキュメントこちらを参照してください。