メインコンテンツまでスキップ
バージョン: v6

ライブリロード

ライブリロードは、アプリのウェブ部分とデバイスハードウェアやシミュレータの Native 機能の両方をデバッグするのに便利です。コードを変更するたびに新しい Native バイナリをデプロイするのではなく、アプリの変更が検出されるとブラウザ(または Web ビュー)を自動的にリロードします。

デバイス上で実行している場合は、そのデバイスがコンピュータと同じ Wi-Fi ネットワーク上にあることを確認します。

Ionic CLI を利用する

Ionic CLI には完全なライブリロードエクスペリエンスが含まれており、以下で手動で説明するすべての手順が自動化されています。 native-run (デバイスやシミュレータ/エミュレータ上で Native バイナリを実行するためのクロスプラットフォームコマンドラインユーティリティ)と一緒にインストールします:

npm install -g @ionic/cli native-run

次に ionic cap run コマンドをつかってライブリロードプロセスを開始します:

ionic cap run android -l --external
ionic cap run ios -l --external

これによって ionic build を行い、Web アセットを Native プラットフォームにコピーします。そして Native プロジェクトの IDE を開きます(Xcode for iOS, Android Studio for Android)。

capacitor.config.json の設定を読み込んで server が自動的に起動しますが、コマンドを終了すると自動的に削除されます。 ionic cap run コマンドの詳しくは、 こちらをご覧ください

Framework CLI を使う

Capacitor ライブリロード機能を備えた CLI をサポートしています。

まず、LAN 上のコンピュータの IP アドレスを確認します。

  • macOS の場合、 ifconfig を実行します。 IP アドレスは、 inet の後の en0 エントリの下に表示されます。または、システム環境設定->ネットワーク->(アクティブなネットワークを選択)を開き、ステータスに表示されている IP を探します。
  • Windows の場合、ipconfig を実行して IPv4 address をご確認ください。

次に、ローカル Web サーバーを起動します。LAN からアクセスできるようにするには、サーバーを 0.0.0.0 にバインドする必要があります。実行するコマンドはさまざまですが、通常は次のようになります:

npm run start

react-scripts では HOST=0.0.0.0 npm run start を使ってください。

capacitor.config.json の中で、 server キーをつくって、 url フィールドにローカル Web サーバーの IP アドレスとポートを設定します:

"server": {
"url": "http://192.168.1.68:8100",
"cleartext": true
},

次に npx cap copy を実行して、Capacitor の設定と Web アセットを Native プロジェクトにコピーします。

NativeIDE を開いていない場合は開いてください:

npx cap open ios
npx cap open android

最後に、Run ボタンをクリックしてアプリを起動し、ライブリロードを使い始めます。

サーバー構成をコミットしないように注意してください。